一点！！有馬記念　傾向と対策

＜有馬記念の傾向＞
・ローテーション
前走はジャパンカップ組が優勢。
ただし天皇賞、ジャパンカップと連続好走している馬は
毎度１番人気になるような飛び抜けて強い馬以外はあまり絡まず
間に凡走を挟んでいたり連続凡走している馬が穴をあける。
別路線でも秋３走目の馬が強い。
３歳は前走G１で馬券になっている馬が基本。
それ以外のパターンは前走で重賞勝ち必須。

・キャリア
古馬は全てG２以上の勝ち星がほぼ必須。
２２００〜２５００のG２を勝っていれば良い。
G１なら距離不問。
３歳は重賞勝ちか菊花賞２着といったところか。

・ジンクス
以前好走した馬がリピーターとしてもう一度好走するパターンが多い。
過去１０年では
２００２年、２００３年　シンボリクリスエス
２００２年、２００４年　タップダンスシチー
２００３年、２００４年　ゼンノロブロイ
２００３年、２００５年　リンカーン
２００５年、２００６年　ディープインパクト
２００６年、２００７年　ダイワメジャー
２００７年、２００８年　ダイワスカーレット
２００８年、２００９年　エアシェイディ
２００９年、２０１０年　ブエナビスタ
２０１０年、２０１１年　トゥザグローリー
ただ、３回以上絡んだ馬はナイスネイチャくらいなので
２年連続好走中のトゥザグローリーは打ち止めか。
ということは・・・・

9番人気以下がよく馬券に絡む有馬記念。
豪華メンバーが揃うので人気薄になる馬でも十分な実績がある。
先に上げた好走パターンに当たる人気薄の実績馬には要注意。

やはり外人騎手が乗る馬は人気より上に行くケースが多い。

＜展望＞
人気の中心はルーラーシップとゴールドシップになるだろう。
しかしこの２頭は共に後ろから行く馬。
好位から前で競馬を進める馬が有利になるだろう。

ルーラーシップは２戦連続出遅れて３着。
実力は上位だが自分で競馬を作れない弱みがある。
中山向きの器用さという面ではマイナスか。

ゴールドシップも皐月賞を勝っているとはいえ元々はエンジンのかかりの遅い馬。
菊花賞は大早仕掛けでなんとかしたがこの戦法が一線級相手では通用するか疑問。
地力は上位だが人気を背負ってどういう競馬をするか。
掲示板は確保するだろうが展開次第では馬券圏外も。

エイシンフラッシュは天皇賞秋で展開がハマった。
去年の有馬記念もオルフェーヴルには屈したが
好位で脚を溜めて直線スパートする競馬で２着。
今回もデムーロが乗るなら強く買いたい。

脚質的にはルルーシュも同様の脚質。
素質馬がようやくG１初挑戦。
中山実績がないのが気になるがそもそもそんなに走っていない。
過剰人気するかもしれないが好走は可能。

トレイルブレイザーはBC帰り。
海外帰りはタップダンスシチーが好結果を出している。
去年のジャパンカップで４着しておりここでも格負けはしない。

２年連続３着のトゥザグローリーは冬将軍。
この馬はどんなに凡走していてもコロッと好走するから怖い。
紐には入れておきたい馬。

天皇賞秋、ジャパンカップと2走連続４着のダークシャドウ。
目標はここではなかっただろう。
距離適性、中山適正も微妙で出遅れたルーラーシップには力負け。
あまり買い要素はないので軽視。

G２勝ちのステイゴールド産駒、ナカヤマナイトとオーシャンブルーは穴候補。
ナカヤマナイトはG１級とは全く勝負になっていないが
こういう馬でも通用するのが有馬記念。
オーシャンブルーは上がり馬。
戦って来た馬が弱いがルメールが乗るなら侮れない。

穴では一発ダイワファルコン。
未だ実績は足りないが中山の２２００に初出走したオールカマーで２着。
本来はやや長めの距離の方が向くかもしれない。

天皇賞馬ビートブラックも流れ次第ではハマる可能性あり。
後ろに有力馬が固まった天皇賞の再現なるか。

今のところ
◎エイシンフラッシュ
○トレイルブレイザー
の予定です。あくまで予定。