今週は牝馬の世代一決定戦オークス
全馬初距離で荒れる要素は十分
今年は混戦模様で何が一番人気になるかも不明
データ派にとって腕が鳴るレースの一つ！

＜ローテーション＞

休明けはあまり出走例がないが好走パターンは以下の通り。
・桜花賞組は上位着順程好成績。ただし二桁からの巻き返しもある
　１着馬と２着馬は信頼性高い。
・フローラS組は勝ち馬より２、３着馬の方が好成績
・他ではわすれな草賞勝ちやフラワーC２着などが複数回馬券に絡む。


＜実績＞

阪神改修後は阪神ジュベナイル勝ち馬が強いが
いずれもチューリップ賞では連絡み、桜花賞は１番人気であった。
2000未経験馬は阪神マイルか東京マイルで勝ち星があると良い。
2000組は重賞連対経験があれば良い。


＜騎手＞

このレースは福永祐一が最強。
柴田善臣が先行タイプに乗った場合も侮れない。

＜血統＞

桜花賞連対馬は距離不安を囁かれる事が多いが、近年はあまり関係ない。
重馬場になればスタミナ血統が奮闘するが・・・

＜穴＞

常に２、３着に来る勝ちきれないちゃんがここでも健闘しやすい。
上がり最速連発するタイプも好成績。


＜結論＞

桜花賞１、２着が主力。
フローラ組ではエバーブロッサムがデータ的に一番良さそう。
当然、デニムアンドルビーも悪くないが。
ディープインパクト産駒はG１では複数頭上位に絡む事が多いので
人気でもこれらを軸に馬券を組み立てるのがベターだろう。
あと血統的にはスイートピー勝ちのリラコサージュあたりか。
ローブディサージュがもの凄い微妙なところだ。
穴で狙いたい馬はあまりいなさそうなので堅めの予想になりそうだ。


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＜有馬記念の傾向＞
・ローテーション
前走はジャパンカップ組が優勢。
ただし天皇賞、ジャパンカップと連続好走している馬は
毎度１番人気になるような飛び抜けて強い馬以外はあまり絡まず
間に凡走を挟んでいたり連続凡走している馬が穴をあける。
別路線でも秋３走目の馬が強い。
３歳は前走G１で馬券になっている馬が基本。
それ以外のパターンは前走で重賞勝ち必須。

・キャリア
古馬は全てG２以上の勝ち星がほぼ必須。
２２００〜２５００のG２を勝っていれば良い。
G１なら距離不問。
３歳は重賞勝ちか菊花賞２着といったところか。

・ジンクス
以前好走した馬がリピーターとしてもう一度好走するパターンが多い。
過去１０年では
２００２年、２００３年　シンボリクリスエス
２００２年、２００４年　タップダンスシチー
２００３年、２００４年　ゼンノロブロイ
２００３年、２００５年　リンカーン
２００５年、２００６年　ディープインパクト
２００６年、２００７年　ダイワメジャー
２００７年、２００８年　ダイワスカーレット
２００８年、２００９年　エアシェイディ
２００９年、２０１０年　ブエナビスタ
２０１０年、２０１１年　トゥザグローリー
ただ、３回以上絡んだ馬はナイスネイチャくらいなので
２年連続好走中のトゥザグローリーは打ち止めか。
ということは・・・・

9番人気以下がよく馬券に絡む有馬記念。
豪華メンバーが揃うので人気薄になる馬でも十分な実績がある。
先に上げた好走パターンに当たる人気薄の実績馬には要注意。

やはり外人騎手が乗る馬は人気より上に行くケースが多い。


＜展望＞
人気の中心はルーラーシップとゴールドシップになるだろう。
しかしこの２頭は共に後ろから行く馬。
好位から前で競馬を進める馬が有利になるだろう。

ルーラーシップは２戦連続出遅れて３着。
実力は上位だが自分で競馬を作れない弱みがある。
中山向きの器用さという面ではマイナスか。

ゴールドシップも皐月賞を勝っているとはいえ元々はエンジンのかかりの遅い馬。
菊花賞は大早仕掛けでなんとかしたがこの戦法が一線級相手では通用するか疑問。
地力は上位だが人気を背負ってどういう競馬をするか。
掲示板は確保するだろうが展開次第では馬券圏外も。

エイシンフラッシュは天皇賞秋で展開がハマった。
去年の有馬記念もオルフェーヴルには屈したが
好位で脚を溜めて直線スパートする競馬で２着。
今回もデムーロが乗るなら強く買いたい。

脚質的にはルルーシュも同様の脚質。
素質馬がようやくG１初挑戦。
中山実績がないのが気になるがそもそもそんなに走っていない。
過剰人気するかもしれないが好走は可能。

トレイルブレイザーはBC帰り。
海外帰りはタップダンスシチーが好結果を出している。
去年のジャパンカップで４着しておりここでも格負けはしない。

２年連続３着のトゥザグローリーは冬将軍。
この馬はどんなに凡走していてもコロッと好走するから怖い。
紐には入れておきたい馬。

天皇賞秋、ジャパンカップと2走連続４着のダークシャドウ。
目標はここではなかっただろう。
距離適性、中山適正も微妙で出遅れたルーラーシップには力負け。
あまり買い要素はないので軽視。

G２勝ちのステイゴールド産駒、ナカヤマナイトとオーシャンブルーは穴候補。
ナカヤマナイトはG１級とは全く勝負になっていないが
こういう馬でも通用するのが有馬記念。
オーシャンブルーは上がり馬。
戦って来た馬が弱いがルメールが乗るなら侮れない。

穴では一発ダイワファルコン。
未だ実績は足りないが中山の２２００に初出走したオールカマーで２着。
本来はやや長めの距離の方が向くかもしれない。

天皇賞馬ビートブラックも流れ次第ではハマる可能性あり。
後ろに有力馬が固まった天皇賞の再現なるか。

今のところ
◎エイシンフラッシュ
○トレイルブレイザー
の予定です。あくまで予定。



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２歳牝馬チャンピオン決定戦かつ来年のクラシックの主役を担う馬が出走してくるレース。
それが阪神ジュベナイルフィリーズ。
ウォッカやブエナビスタ、アパパネなどここからG１を複数勝つような名馬になる馬も多い。

＜傾向＞
キャリアが浅く未知の部分も多い２歳牝馬のレースだが傾向ははっきりしている。
買い要素
・重賞連対経験あり
・1600以上勝利経験あり
・牡馬混合レース勝利あり
・常に上位人気をキープ
このうち３種以上ある馬がいい。

消し要素
・大敗経験あり
・人気薄経験あり
一つでも満たせばアウト。

また阪神マイルは上がり最速の差し馬が強いが
強ければ先行馬も２、３着には残れる。
３連単を買う時は注意しておこう。

外枠の強いコースだが実力差があるケースが多いのであまり関係ない。

＜展望＞
アルテミスSをワンツーしたコレクターアイテムとアユサンが有力。
成績の傷の無さから言えばアユサン。
レース内容やキャリア的にもまだまだ伸びしろがありそうで
この時期から強くなるディープ産駒。
コレクターアイテムに逆転は可能。
相手のコレクターアイテムも実力は伯仲している。
勝つのはこの２頭のうちどちらかになるだろう。

芙蓉S勝ちのサンプルエミューズ、ファンタジーS勝ちのサウンドリアーナがこれらに続く。
どちらも勝ち方が良く、距離経験のあるサンプルエミューズに
デムーロが引き続き騎乗するサウンドリアーナ。
どちらも相手としては捨てきれない。

抽選になる１勝馬の中ではオツウが注目の的。
１６００の新馬戦で牡馬に混じって完勝。
問題は抽選と鞍上の武幸四郎。
過剰人気する可能性もあるので取捨に困る存在。


穴なら京都２歳を使ったオーキッドレイ。
勝ち味に遅いが末脚は堅実。
G１のペースに合致すれば好走可能。
黄菊賞３着のカラフルブラッサムもそこそこやれそうな感じだ。
この辺りは出走できれば紐に入れておこう。


暫定予想
１着候補　アユサン
２着候補　コレクターアイテム、サンプルエミューズ
３着予想　オーキッドレイ、カラフルブラッサム

強い馬は１回負けた後に強くなる。
アルテミスSのアユサンの負け方は良い内容。
ローテ的にもここを目標にベストのローテーション。
２着争いは実績ある馬。
３着は距離経験のある馬で間違いない。

ただ、スローペースの前残りの可能性も一応ある。
その時は潔く全滅しよう。



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ダート界最高峰レースのジャパンカップダート。
中央地方路線のダート馬が入り乱れて戦う一戦だけに力の比較が難しい。
世界の馬は出てこないのでいらないです。

阪神開催となった過去４年の傾向としては
・みやこS（及び前身のトパーズS組）は好相性。
・JBC勝ち馬は来ない。２、３着馬は来る。
・それ以外の人気薄は前走勝利している事。調子の良くない馬は来ない。
・来る人気薄は差し馬。2000以上で良績のあるタイプならなお良い。
・休み明け２戦目の実績馬は巻き返せる。注意。


以上。



昨年一昨年の勝ち馬トランセンドは休み明けのJBCを３着。
激しいレースになり着差はあったがドバイ明けになるので今回は上積みある。
往年の行きっぷりが無くなって来たのが気になるが地力は最上位。
地方よりも中央ダートの方が得意で人気が落ちるなら絶好の狙い目。


前走重賞勝ちのイジゲンとローマンレジェンド。どちらもG１は初挑戦。
ローマンレジェンドは脚質的にもタイム的にもレース内容的にもあっさり通用しそうな大物。
好相性のみやこS勝ちなだけに連軸としては最も最適か。
武蔵野Sを出遅れながら完勝したイジゲン。
G１ではさすがに出遅れたら厳しいだろうが、出遅れなければエンジンが違う。
軸にはし辛いが相手には入れておかないとダメそうだ。

前走南部杯を圧勝したエスポワールシチー。
とはいえメンバーが手薄だったため鵜呑みにはできない。
ただ前々走でローマンレジェンドと斤量差３kgありながら接戦の２着。
衰えはないと見て良い。
去年２着のワンダーアキュートは前走で待望のJpn１初勝利。
人気を背負い目標にされるとコロッと負けるがメンバーが揃ったレースでは強い。
今回のメンバーなら本気を出せるだろう。
ただJBC勝ち馬は相性が悪い点が懸念材料。

穴ではシビルウォー。近走好調な中距離タイプの差し馬。
前傾ラップの前崩れレースになれば展開がハマる可能性も。

初ダートになるトゥザグローリー。
寒いし血統的にもダートもいけそう。
ちなみにJCDでこのクラスの芝馬が参戦して来た事はなかった。
どこまで走れるか注目。


枠順も決まりましたが勝利に相応しい馬が結構います。
もう少しじっくり考えます。



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名実共に日本のチャンピオンを決めるレース、ジャパンカップ。
日本馬の層が厚くなった今、外国馬はいりません。

傾向としては
・前走天皇賞秋好走組が強い。
・前々走は宝塚記念好走していると良い
・３歳馬も好走。ただしG１馬に限る。
・G１以外では京都大賞典かアルゼンチン共和国杯勝ち馬に注意。
・１０着以下の惨敗からの巻き返しはほとんどない。
　人気薄でも前走掲示板に乗る程度には好走。
・日本馬に外人騎手が乗るパターンは好走例が多い。
・外国馬はやっぱりこない

以上。
簡単に言うと前走好走の日本馬が強い！ということです。

例外は凱旋門を走った日本馬はよく好走していることくらいですね。

現役最強オルフェーヴルが出走してきます。
凱旋門でも大きく寄れたように実力は圧倒的なものがありながら未だに持て余しているような馬。調教でも真っすぐ走りませんでした。
それでも勝ってしまいそうなこの馬ですが、怖いのは斜行による降着でしょうか。


オーソドックスに天皇賞（秋）組はどれも有力でしょう。
はまったエイシンフラッシュも引き続き好走する可能性があります。
常に△がこの馬にはお似合い。
安定感なら王道の競馬で２着好走したフェノーメノと不器用に大外ぶん回し３着のルーラーシップ。
ただ、この２頭はオルフェーヴルに勝ちきるだけの大物とは思えません。
やっぱり２、３着候補。
ダークシャドウは福永から乗り変わるようなのでちょっと期待。
だけれども実力的に物足りないか。
紐穴ならジャガーメイル。去年も３着と穴をあけ、今年も天皇賞でそこそこの競馬。
一昨年も４着とジャパンカップは相性がいいです。軽視禁物。

３冠牝馬ジェンティルドンナにも注目。
秋華賞勝ちの３歳牝馬がジャパンカップに出走して来た場合は
過去２頭ファビラスラフィンとレッドディザイアがいてどちらも馬券に絡む好走。
この馬にはそれ以上を期待？？

ここで挙げた以外には京都大賞典勝ちのメイショウカンパクが気になります。
ただ、今年の京都大賞典はレベルが低いと思うので切ってもいいかなと。


３連単的には
１着　　　　オルフェーヴル
２、３着軸　ルーラーシップ、フェノーメノ
相手　　　　ジャガーメイル、ジェンティルドンナ、ダークシャドウ
という感じで取れそうですが、はたしてどうなるか。


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